投票しよう

2015年(平成27年)から適用されることになった18歳からの選挙権ですが、これによって、投票する人の人数が増えるかと思ったところ、本年(2019年)4月の全国統一地方選挙、続く参議院議員選挙と、その投票率は低迷したままです。

では、10代の有権者の投票率が悪いのかというと、けしてそうではなく、各年代共に低迷は続いています。

選挙権とはことばのとおり権利の1つです。投票率の低迷は、これを行使しない人の多さを物語ります。以下、選挙権と投票行為について述べて参ります。

選挙権とは?

選挙権とは、政策を担おうと立候補した人に貴重な一票を投票する権利ですが、被選挙権(政策担当の議員・首長に立候補する権利)と共に、参政権(さんせいけん)と呼ばれます。

つまり、参政権とは、一言でいえば、国の政治に参加する権利と言えます。

参政権は人権を実現するための権利

さらに、参政権について具体的に見てみると、それは、国民の意見を忠実に国政に反映させることによって、『国民の人権を実現』する権利であるといえます。

つまり、参政権とは、人権を実現するための権利であるということです。

翻って、人類の歴史は、人間一人一人の「人権」を獲得するための壮絶な戦いの歴史であったとも言える・・ということは周知の事実かと思います。

このように考えると、「選挙権」が認められている事自体、大変にあり難いことと思わずにはいられません。

投票行為の現実は・・

しかし、現実には、選挙権は権利なので、その権利を行使しないことも自由です。

中には、「自分一人が投票したって・・」と、無力感を持つ人もいます。また、その他の理由で、投票したりしなかったりの人も多く存在します。そして、これらの人々は、立候補支持者の人達から見て、「浮動票」というくくりで、我が陣営の味方となるような対策の対象とされています・・。議会選挙への誘導の対象とされるのです。

自ら進んで投票を

これは個人的な見解ですが、善悪共に存在する社会にあって、「無関心こそ最大の悪」というのが筆者の意見です。そして、いわゆる浮動票の対象者の中には、この「無関心層」も含まれます。

国政に限ることなく、我が地域の市区町村の選挙にあっても、立候補者の打ち出す政策に関心を持ち、自らの判断で参政権(選挙権)を行使し、率先して投票に赴きたいと思うものです。